イアティーイのはいった袋をしまい、代わりに砂糖と香辛料を合わせて付け込んだ果実の入った瓶を取り出したシャトは、きゅぽん、と小気味いい音を立てて木で出来た栓を抜く。 口を濯いだカティーナは、一度鼻のしたをこするように手を添えて、すん、と小さな…
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