森の中は時折風で擦れる枝葉の音に混じって足元で何かが動いてはいるが、姿は見えず、先に進んでも大きな生き物の気配はないようだった。 オーリス達は周囲を警戒することなく、東に向い道は判っているとばかりに比較的木々のこんでいない場所を選ぶように先…
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