菓子を手にしたままうとうとしているシャトを眺めていたシアンは、カティーナが立ち上がって振り返った事でそちらへ顔をむけた。 「どうした?」 「…いえ、何かが、近付いて来たような感じがしたのですが、突然消えて…」 「遠ざかったとかじゃなく?」 「ど…
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