先程までカティーナやトクラとともに幕の中に居たはずのキーナを抱え、足早に戻ってきたシャトが見たのは靴も履かずに外に出て、ふらつくどころか肩から地面に崩れ落ちるように倒れたカティーナの姿だった。 「カティーナさん!」 腕の中からぱっとキーナが姿…
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