村を抜けた一行は分かれ道にさしかかると足を止めた。 北東へと向かう道は大きな岩を避けるように南に伸びていることに加え、あまり人の行き来が無いのか道幅も狭く、太い街道にそって北に向かうと見落とすとシャトが言っていたのがよくわかる。 「私等は南だ…
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