シャトに抱きかかえられるようにして身体を起こしたシアンは全身に感じる痺れに顔をしかめている。 「お二人とも大丈夫ですか?」 「へいひ」 カティーナの差し出した手に微かに首を振り、答えたシアンはもごもごと口を動かし舌を出したり引っ込めたりと鈍くなっ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。