夜が近付き空が紫色に染まったころ、明かりを持ったシアンがカティーナの休んでいる部屋の扉をノックした。 すぐに『どうぞ』と声が返り、シアンは扉を開けて中を覗く。 包帯の巻かれた身体にシーツを羽織り、ベットに腰掛けたカティーナはシアンを見て軽く…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。